サステナビリティへの取り組み

てのひらの大豆

だいずデイズは「人にも地球にもやさしい食」を目指し、持続可能な社会の実現に向けてさまざまな活動を行っています。

1「転換期間中有機」の応援

有機JAS認証を取得するには約3年かかり、そのうちおよそ2年目にあたるのが「転換期間中」です。
この期間は有機と同じ栽培方法で手間やコストがかかる一方、販売先が少なく収益につながりにくいため、有機にチャレンジしようとする生産者さんにとって、ハードルのひとつとなっています。
だいずデイズは“転換期間中”の大豆を積極的に購入し、「転換有機蒸し大豆」として商品化。お客様に「食べて応援」していただくことで、生産者さんが有機栽培に挑戦しやすい環境づくりに取り組んでいます。

転換期間中イラスト
転換期間中蒸し大豆

2「コウノトリ育む農法」の黒豆を応援

兵庫県但馬地域では、コウノトリの野生復帰を目指し「コウノトリ育む農法」が実践されています。
この農法は、化学合成農薬を栽培期間中に使わない、または慣行の75%以上削減するなど、環境に配慮した基準を満たしたもの。結果として地域にはコウノトリをはじめ、多様な生き物が生息する豊かな自然が戻ってきています。
だいずデイズは、この農法で育った黒豆を「ほの甘くろまめ」として商品化。また、当社では使わない原料についても、積極的に黒豆原料の販売先を探し、生産者様に紹介を行っています。
これからも消費者の皆さまに選んでいただくことで、地域の自然と農業を未来へつなぐ応援をしています。

コウノトリ

ほの甘くろまめ

3規格外豆のアップサイクル

蒸し大豆や蒸しミックスビーンズ等の製造過程では、見た目のシミやシワ、サイズの違いなどにより規格外となる豆が出てきます。
だいずデイズでは、これらの豆を「サクサクきなこ黒豆」「サクサク抹茶だいず」といったお菓子にアップサイクル。さらに他企業と連携し、きなこやカレーなどへの活用も進めています。
資源を無駄にせず、おいしさに変えることで、持続可能なものづくりに挑戦しています。

規格外の豆サクサクシズル
サクサクきなこサクサク抹茶

4原料の有機化を推進

人にも地球にもやさしい有機がもっと身近になることを目指して、原料の有機化を進めています。
2022年には「国産蒸しもち麦」のもち麦を、2024年には「あずきもち麦ぜんざい」のもち麦を、それぞれ特別栽培から有機栽培へ切り替えました。
今後も有機原料を使った商品づくりを広げ、皆さまに安心して選んでいただける食をお届けしていきます。

もち麦畑ロゴ
蒸しもち麦あずきもち麦ぜんざい